Exchange法について

 12/28 代ゼミの飲み会。東大で計算統計学を選考されている先輩に久しぶりに会った。これはチャンスとSmartColorの最適化計算について相談してみたところ色々教えてくれた。忘れないうちにメモしておこう。とは言っても難しい用語の嵐だったためほとんど良くわからなかった。ただ2つの重要な情報が得られたことは収穫だった。

温度間隔

 Exchange法の温度間隔についての研究は盛んに行われており、最適な間隔の決め方は難しいらしい。少なくとも等間隔はマズいらしいとのこと。論文もたくさん出てるらしい。
 交換が効率的に起こる温度間隔の決め方がわからず卒論ではかなり悩まされたので、少し落ち着いたら論文でも読んでみようと思う。

原子の交換(←名前忘れた)

 Exchange 法とは別に local minimum を抜け出す方法があるらしい。バネでつながる原子同士を交換することで別の local minimum へ移動するという方法らしい。交換条件の詳細は良くわからないが、おそらくこれも確率的なのだろう。ただ SmartColor のモデルで原子の交換後の配置が local minimum である保証はないような気がする。先輩の研究は離散モデルで SmartColor のモデルは連続であるという違いも無視できないし。ただ、色々試してみる価値はありそうだ。